前回、カスタムブロックを自作してブロックエディタに追加するプラグインの作成方法を解説しました。
WordPressのブロックエディタに自作ブロックを追加する方法。
今回は、追加したカスタムブロックを既存のカテゴリーではなく、オリジナルで作成したカテゴリーに追加する方法をご紹介します。
これを利用すれば、カスタムブロックと既存のブロックを分けて整理できるので、WordPressでカスタムブロックを多く使う方におすすめです。
編集するファイルは「index.php」と「block.js」の2つ。
編集するのは上記構造の矢印がついたファイル2つ。
前回のベースがあればあっという間に終わるので、サクッと編集しちゃいましょう。
1 – index.phpでカテゴリーを追加。
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// ▼▼ブロックにオリジナルのカテゴリーを追加
function my_plugin_block_categories( $categories, $post ) {
return array_merge(
$categories,
array(
array(
'slug' => 'original-sample', //ブロックカテゴリーのスラッグ
'title' => 'カスタムブロックサンプル', //ブロックカテゴリーの表示名
),
)
);
}
add_filter( 'block_categories', 'my_plugin_block_categories', 10, 2 );
// ▲▲ブロックにオリジナルのカテゴリーを追加
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テーマの「function.php」に追記してもOK。
この方法、PHPはテーマのfunction.phpに記述しても同様の動きをするので、そちらに書いても問題ありません。
ただ、テーマを変更するとカテゴリーが消えるのと、そのカテゴリーに分類されたブロックが表示されなくなってしまうので、プラグインでまとめて記述するのが安全だと思います。
2 – block.jsで登録カテゴリーを変更。
オリジナルのカテゴリーが追加され、ブロックも移動されました。
今回はカスタムブロックプラグインのちょっとした拡張を行いました。これで読者さんの記事編集がさらに捗ってくれれば嬉しいです。
それでは。